空にあなた

詩・湯木野 綾
曲・高政 実夏



優しい光が包み込んでくれる朝
軽く深呼吸
1日が始まる


まだ寝ぼけたままの頭に
モーニングコーヒー

猫舌だから
ぬるめが好き


鏡の中の私
昨日とは別人みたい

今日は口紅の色を変えてみよう

あなたを愛してしまったのは 偶然なんかじゃなくて
きっと 運命なんじゃないかな?なんて
嘘みたいな事を言って
笑って 泣いた・・・



夕日のあたり具合が妙に綺麗ね 今日は
足取りも軽く
前を向いて歩いた


まだ物足りない感覚が残る
浮ついたままの
私がいる


空を流れて行く雲
まるであなたみたいね

そうやって優し
消えてしまうのね


あなたを愛さなければならなかったのね
それはきっと必然
そっと心に問いかけてみる
わかったようなこと言って
笑って 泣いて 笑った